2023年12月29日金曜日

玄関の鉄ドアの寒さ対策


古い公営や公団住宅によくある玄関の鉄ドア。ウチも古いのでこれです。
鉄ドアは丈夫なので防犯上は結構なことなのですが、熱伝導率が大変すぐれた鉄というものでできているので、冬はこのドアが非常に冷たくなりここから冷気が伝わって寒々しくなります。寒いというより冷たいんです。
外気温が氷点下になると玄関に大きな氷を置いているような状態ですので寒いのは当たり前です。

規則でドアを交換することはできないので、休みのうちに何とか対策をしたいと思います。

同じような悩みを抱えている方も多いようで、どうやるかはYoutubeで検索すると出てきます。スタイロフォームとプラダンを利用して作るようです。作り方は面倒くさいだけで技術的に難しいものではなさそうです。


20mm厚でサブロクサイズのスタイロフォーム、サブロクサイズのプラダン、両面テープ、100均で木目シート壁紙4枚、発泡スチロール用ボンドを買ってきます。2500円ほどでしょうか。


出っ張っている部分をカットしますので、サイズを測り図面にします。


サイズに従ってスタイロフォームにカット部分の線を引いていきます。


カッターナイフでカットしていきます。


ドアに仮合わせしますが適当に測ったサイズなので細かいところは合うわけがありません。切ったり貼ったりしながら何とかすり合わせます。上からプラダンを貼るので合えばいいのです。


同じサイズでプラダンをカットして、両面テープでスタイロフォームに貼りつけますが、スタイロフォームは接着が悪いのでスタイロフォーム側の両面テープが当たる部分に発泡スチロール用ボンドを塗っておきます。それをやらないとすぐに剥がれます(剥がれました)。
スタイロフォームとプラダンで冷気を二重防御。これは大変な効果がありそうです。


木目シートを貼って見栄えを良くして出来上がりました。
素人仕事にしてはなかなか良いですよ。鉄むき出しのときはドアに触ると「ひえええ冷たい」でしたが、施工後は触っても常温です。効果抜群です。これで寒ければ脱走防止柵を取り外して内ドアをつけようかと思ったいましたけど、それは必要なさそうです。
寒がって玄関に近づかなかった猫がドア周りをウロウロしているので、猫も寒くないと思っている良い証拠です。

朝起きても玄関が寒くないのはとても気分がよろしいです。至極満足。