2023年10月27日金曜日

はじめて乗った救急車

 2,3日前からうちのかみさんが風邪気味でゲホンゲホンとやっていたのですが、昨晩は胃の調子が悪いと夕飯を食べず横になったいたのですが、7時頃、断末魔のようなうめき声がしたので様子を見に行ったらトイレに顔を突っ込んでいました。しかし食べていないので出るものがない。

胃腸風邪になったのかと思い、まだ近くにクリニックが営業時間で、背負っても大した距離ではないので連れて行こうかと思いましたが、とても動けそうにもありません。仕方がないので救急車を呼びました。

近いこともあり、5分もせずに救急車が到着。そして5分ほど本人の状態を聞いたりワイワイやって救急車に乗せ、私も救急車に同乗し5分ほどで救急病院に到着。

信じられるだろうか?119番で救急車を呼んで20分もかからずにもう病院の医師が処置を始めている。救急医療に携わる皆様の努力に称賛を惜しみません。救急医療をやっている医師は給料としては割が合わないけど、医師としての使命感でやっているという話も聞いたことがあります。それが本当なら立派な志です。私は仕事に使命感というものは全くありません。金になるからやっているだけという実に低い志の輩です。

結局、腸閉塞でした。前兆無しでいきなりそんなものになるのかと驚きですが、歳を取ると色々起こりやすいのでしょう。

その病院は救急車で運ばれてくる人が割りとひっきりなしで、救急の待合にもチラホラ人がいて付き添いの人と患者の話が耳に入ってきます。一人の車椅子に乗ったやり手っぽく金持ちそうな雰囲気の老人が付き添いの娘(といっても中年ですが)から「もうみんなの迷惑になるから仕事はやめてください」とか諭されていたりして、「うん、そうする」とか素直に返事していたりなかなかホノボノとしてるなあ。

病室の手配の件で、看護師さんが金持ちそうな老人に「部屋は一日2万円の個室しか空いていません」と言っているので、ウチはそれはちょっと困るなぁ、などと思っていたら、私には

「4人部屋が入れますけど、トイレ付きの個室もあります」

と言ってくるわけですよ。空いてるじゃん(笑)。病院も営利企業なのだなと思ったのです。2万円を覚悟していた私はちょっと気が大きくなっていたので

「トイレ付きの個室でお願いいたします!」(一日9900円也)

「4人部屋もあります」と念を押されましたが、

「なりが貧乏くさいですが、私はこれでも一応富裕層の民ですので」と適当なホラを吹いて個室にしてもらいました。病院も営利企業ですので治療費の取りっぱぐれも心配しないといけません、わかります。でも安心してください、民間保険と共済で一日6000円ぐらいカバーしてくれますので。

翌日、書類を持っていったときにも事務の人に「ご希望でしたら4人部屋に変われますよ?」とまた言われましたけど、オマエらもいい加減しつこいよ、俺は富裕層だっつーの(ウソ)。

おそらく長引くことはないだろうということですので、私としてもそれほど危機感を持っていませんが、かみさんが入院中はちょっと仕事がきつくなるので、もしかして皆様からのご注文がさばききれなそうにない場合、一時注文ストップになるかもしれません。何卒よろしくお願いいたします。

まず飯を自分で作らないと、ということで、病院に届け物をした帰りに寄ったスーパーでブリのアラを発見。


安っす!


早速ブリのアラ煮にした。ネーブルオレンジを食べてながら作り、オレンジの皮もここに放り込んでやれば魚の臭み消しになるかもしれないというぶっつけ仕事。2,3日はこれをおかずにしていれば困らないだろう。


あら煮がこれまたなかなか美味しかったので次の日の昼には食べ切ってしまい、晩は若鶏骨付きモモ肉を食べます。これもなかなか安いぞ。

冷蔵庫に入っていた野菜と豆腐をYoutubeのレシピ(https://www.youtube.com/watch?v=6IRRBXS9Xrk)を見ながら作り、もも肉は皮がパリパリになるまでグリルで弱火でゆっくり焼く。

写真はマズそうだろうけど、これがなかなか美味しいぞ。さらに玄米食っているのが貧乏そうだと?おいおい白米を食べるなんて、あんた成人病にかかりたいのか?

意地でも外食はしないぞ、というこの心意気を買ってほしいところだけど、自称富裕層というホラが一発でバレるわけです。