自宅から工房までの歩いて7,8分の通勤路途中に、柿とミカンを植えてある土地があり、そこの柿が良い感じに熟していて、これを売ってもらえないものかと、このところ思っていた本日朝、そこの地主さんらしき人が柿を収穫しているのをちょうど見かけました。
「おじさん、柿を売ってもらえないだろうか?」
と思い切って声をかけたら、「欲しいだけあげるよ」と言われてしまいました。
私も人が育てた柿をタダでもらうほど図々しくないので、1000円分売ってくださいとお願いしたところ、バケツいっぱいの柿をくださったのでした。
商売で作っているのではないだろうなと思ってはいましたけど、結構たくさんなっていますので、おじさんの知り合いに配っても余ってしまうのかも知れません。
袋を持っていなかったので、上着を脱いで風呂敷にして包んでもらってきましたけど、まあこの結構な量です。
実は私はここの柿がとても甘いのを知っているのです。なぜなら、去年数個、落ちていた柿を失敬してきて、食べてみたところ「何だこれは?こんな甘い柿は初めて食ったぞ」というぐらい甘かったのです。ついでにミカンも落ちているものを失敬して、これもまた随分甘いということを知っています。今度見かけたらミカンを売ってもらおう 笑。
おじさんも、随分と遠慮深い人で、「1000円ももらって、却って悪い事してしまったな」なんて申し訳なさそうにしていました。これまた大概良い人なのだな、と思いましたよ。1000円でこれだけの柿は買えません。おじさん、どうもありがとう、また来年も柿をよろしく。
良い一日の始まりでした。