例えばこんな細長い形状。丸い部分の径が17mmしかありません。
こういうのはちょっと傾いたりすると刃型が速攻で壊れます。
実は私は2回破損しました。そして1個は製作途中で紛失。3つも無駄にしています。
こんな感じでひしゃげてしまうわけです。5トンとか10トンとかのパワーで打つのですから、ひとたまりもありません。
3mmのネジ程度のもので補強したところでダメです。こうなると修正もできません。
とにかく刃型が真っ直ぐに立っていれば10トンの圧がかかろうが壊れるものではないです。
今日という今日は最終解決をしてやらんず。そこで私は考えた。1時間かけてまた同じ刃型を作って、今度は転けないように腕を付けてやろうということで、フラットバーを適当にカットして溶接してやります。
革の上に置くわけですから、金属むき出しだと革の表面に傷が付きますので、スポンジ素材を接着して保持することにいたしました。
今度は大丈夫そうです。
ちょっとのことなのですが、なかなか気を使わせられるものです。