2019年12月20日金曜日

Rhino6の extrusion と polysurface

Rhino6という3Dモデラーがあります。うちはあまり3Dやらないからほとんど2D CADとして使っているという大変もったいないことをしておりますが、カメラ革の採寸をするときに線を引く2D CADとしてRhino6は、これほど使い勝手の良いものは他にはないだろうというぐらい使いやすいです。Bスプライン曲線のコントロールポイントをいじって線やカーブを微妙に調整出来るという機能がなかなか他の2D CADにはないのです。

それはまあいいとして、Rhinoで3Dモデリングをしていてたぶん日本語版では「押し出し」というコマンドがあるのですが、英語版だとExtrude Curve (コマンド extrudecrv)です。
これで生成される面が実はextrusionとpolysurfaceという二種類あるのに気づきました。



どうやって描き分けるのかというと、UseExtrusionsというメニューやツールバーのボタンには存在しないコマンドラインオンリーの隠しコマンドみたいなものでRhinoの設定を変えて描き分けます。興味のあるRhino使いの方は、ConvertExtrusionというのもついでに調べるべし。

こんなことRhinoユーザーのほとんどは気にしていないと思いますが、知っているとちょっと便利です。

まだ前置きの話は続いてすみませんけど、日本で一番上手いと言われるRhinoマスターであるEVANCE-DG成島代表に、先日この事をちょっと質問してみたのです。成島様がおっしゃるには、extrusionというのはデータが重くなりがちな建築設計関係のために用意されたものらしく、その他の分野ではあまり使われないというものだそうです。要はPolysurfaceのほうがデータは重くなるけど使い勝手はいいのでしょうね。正直よくわかりませんけど。

ただ、extrusionは一つだけpolysurfaceより非常に便利な性質あるのです。
それは、垂直に押し出したextrusionはChangeDegreeでUVの次数を3に変えるとシングルサーフェスに変わる、というものです。


しかもリビルドのように形状が変わることなく、上の画像のようにコントロールポイントが出て、ピンカドもきちんとでている。しかもUV次数はともに3。


これを踏まえると、素のライノでソリッドでもポリサーフェスでもないシングルサーフェスの立方体が割と簡単に描けてしまうとそういうわけです。


星型でもできるよ。


更に星型の上を尖らせたり、下を丸めたり、捻ったりしてもシングルサーフェスで出来たりします。

素のライノではここまでですが、プラグインを使えばもっと凝ったことを簡単にできます。そのプラグインのことはまた次回。