ウチの工房は2件の建物が隣同士で建っておりまして、その狭間が薄暗くジメッとしたちょっとイヤーなスペースになっております。
こんな場所でも、夏になると雑草がワサワサ茂って、何というかな、爽やかとはかなり遠い感じの場所になってしまいます。
何とかここを爽やかなスペースにしてやりたい、というのが長年願ってきたことです。
今年は私も考えた。爽やかな、そして生命力強靱な植物を植えて、力尽くで何とかしてやろう。
何が良いだろう?と調べてみますと、とにかく生命力が強いのがミントらしいです。雑草でさえ駆逐しかねない勢いらしく、一度根付いてしまうと冬も越すし、地下茎でどんどん広がってしまい、要らなくなったときに駆除するのが大変な植物らしいです。「ミントは無闇に植えるな」とか「ミントテロ」という言葉もあるようです。ここにちょうど良いのではないか?しかも香りが実に爽やかそうです。日当たりが悪いので、どこまで育つかわかりませんが、ミントを植えてやることにいたしました。
5月3日にスペアミントの苗を買ってきて植えてみました。
二週間後。ちょっと肥料やり過ぎな気がしますが、根付いて葉が青々としております。
肥料過多ですと、香りが薄くなるもののようですが、かなり強いミントの香りを放っております。
しかしなあ、一株だけではいつになったらワサワサするのかわかりませんので、更に爆撃してやれと言うことで、追加で2株、オーデコロンミントとグレープミントというのを買ってきました。何と1株60円、2株で120円税込みです。
ミントは交雑しやすいので、違う種類のものを植えない方が良い、と言う事を知ったのは買った後です。交雑すると香りが薄くなって、終いに香りがなくなり、タダの雑草に成り下がるそうです。しかし、まあいいや。ちょっと離して植えてやります。
元気が良い苗なので、早速クローン(挿し木)をやってみます。
水差しを4日ほどやり、その後2日ほど土に入れましたところ、
今日うっかりひっくり返してしまったんだな。しかしもう根が出とるがね。驚きだな。
恐らく一週間もしたら根付くでしょう。
このクローンを繰り返しながら爆撃して夏までにミントでワサワサの爽やかスペースにしてやろうと、そう目論んでおります。