2015年12月28日月曜日

MInolta Prodの貼り替え

おそらく今年最後の仕事となる貼り替えです。

Minolta Prod





私も実物は初めて見ました。なかなか格好いいフォルムですが、ボディはプラスチックでチープです。

採寸はそれほど苦労しないような感じです。
それでは早速取りかかります。




一カ所面倒そうなのは、矢印の部分ですね。
ただこれは円柱の組み合わせっぽいですので、立体形状からカット線を導き出してみようかと思います。



フラッシュ部分の円柱はφ31.5mm、ボディ厚はザッと33.5mmです。ボディのサイドにある円柱から、φ31.5mmの円柱を生やしてやります。



コマンド一発で立体が交差している部分の線を出してやります。



この線をFlow along curveで平面にしてやります。



うーん、ファンタスティック。
持つべき物は便利な道具、学ぶべき事はその道具の使い方。まあそんなことを実感します。



カメラを採寸していて、なかなかピッタリした数字にお目にかかることはないです。
これはピッタリ50mm。



92.0mmです。92.6mmとかではないところが味噌です。



56.0mm



59.0mm。

うーーん。かなり正直というか直球勝負な設計をしたようです。