エアーで吸引して加工中に発生する大量の煙を排出すると共に、革などのようにピタッと平面になってくれないような素材を吸引で無理矢理フラットにして加工をするというそういう役割があるのですね。小型のレーザー加工機は250wぐらいのブロワーで吸引するのですが、正直そんなパワーでは全然足りないです。500wでも少々たりないので、ウチでは0.75KWのブロワーで吸引しています。1馬力ですね。かなり強烈です。
拡大するとハニカムでもないんですけど、まあそれは置いといて、しばらく使用するとこのハニカム部分に大量のヤニがつくのです。レーザーで素材を焼き切っているのですから、まあ当然ですね。このヤニを放置しておくと面倒な事になるのです。
営業日にレーザーを掃除するわけにも行かないので、休みの今日やることにします。
小さなパイプ掃除用ブラシとソーダ水で一目一目擦り落としていきます。ドロドロになった換気扇を掃除するのと似たような感じです。
恐ろしく気の長い作業です。午前中二時間ぐらいやってもまだ綺麗になりません。疲れたので昼からは配偶者と交代でやります。
ハニカムも1枚10000円ぐらいするので、そうそう気軽に交換したくもないものなのです。
ハニカムを外して大きな容器にセスキ酸ソーダ溶液をいれて、半日どぶ漬けしてやればもっと簡単なような気がしますが、ハニカムが外れにくい構造なのです。
便利な機械なのですが、メンテは色々面倒な部分もあると、そういうことです。