2016年5月25日水曜日

Pentax QS1貼り革の採寸

Pentax QS1ですが、久々オリジナルの革を剥がして貼りつけるというタイプのデジカメを採寸したような気がします。革を剥がすと保障がなくなるというのは商品としてはなかなか難しいので、出たばかりの頃は売れませんけど、保障期間が切れた頃に売れるようになるという、そういうものです。



ザッと見た感じ、直線と円で構成されているように見えますので、簡単そうだと思いましたが、なかなかそうはいかないです。





何かレンズマウント左右にあるダイヤルとセンサーの円が怪しいですね。



実は真円ではないのです。黄色いハイライトの線が真円ですが、実際には制御点がある円のように不規則な円形でした。



左側も同じでした。こういうのを円と楕円だけで描こうとすると大変ですけど、制御点を弄るだけで割と簡単に自由に形状を変えられるのはとても便利です。イラストレーターのベジエでもノードを弄れば似たような事はできると思います。

正直、こういう話はエンドユーザーからしたらどうでもいい話ですけど、一応こういう小理屈を述べて勿体をつけておくというのも、仕事のプロセスの一環として、まあ必要なのではないかというね。何と言いましょうか、商品を買ったとしてもストーリー性が感じられて、ちょっとありがたいような気がしたりすることもあるかも知れません。